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【1冊5分|サクッと読める】民泊収益をさらにアップさせる運営のヒントを多数収録!

民泊可能物件の探し方と選び方のコツを解説

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「民泊を始めたいけれど、そもそもどの物件なら許可が下りるのかわからない」「普通の不動産サイトで探しても断られてしまう」……。そんな悩みを抱えていませんか?民泊ビジネスの成否は、物件選びで8割が決まると言っても過言ではありません

しかし、民泊物件には法律(住宅宿泊事業法や旅館業法)、自治体独自の条例、さらにマンションの管理規約といった高いハードルがいくつも存在します。この記事では、これから民泊運営を検討している方に向けて、「合法的に運営できる物件の見分け方」から「探し方のルート」、そして「収益を最大化する選び方のコツ」までを詳しく解説します。

オーナー

民泊を始めようと思って不動産サイトで「民泊可」の物件を探しているんですが、そもそもほとんど出てこないんですよね……。

弊社

よくあるご相談です。実は、一般の不動産ポータルに載っている物件の多くは、最初から民泊利用を想定していません。

弊社

「どこで探すか」の前に、「どんな物件なら運営できるのか」を理解しておかないと、契約後に許可が下りないという最悪のケースにもなりかねません。

目次

民泊可能な物件とは?

民泊を始めるにあたって、まず理解すべきは「どんな建物でも民泊にできるわけではない」という現実です。法律上の定義や、管理規約の壁をクリアしているかどうかが最初のチェックポイントになります。

法律が求める「4つの設備」と「住宅」の定義

住宅宿泊事業法(民泊新法)で民泊として届け出るには、その物件が「住宅」としての実態を備えている必要があります。具体的には、以下の4つの設備が備わっていなければなりません。

  • 台所(キッチン)
  • 浴室(お風呂)
  • 便所(トイレ)
  • 洗面設備

これらは必ずしも1か所に集約されている必要はありませんが、ユニットバスのように「バス・トイレ・洗面」が一体となっていても問題ありません。また、その物件が「現に人の生活の本拠として使用されている」「入居者の募集が行われている」「所有者等により随時居住の用に供されている」のいずれかに該当する必要があります。つまり、「宿泊専用の施設」ではなく、あくまで「住宅」として貸し出せる状態であることが前提です。

マンション管理規約の「民泊禁止」を確認する方法

分譲マンションの一室で民泊を検討している場合、最大の壁となるのが「管理規約」です。現在、多くのマンションではトラブル防止のために「民泊禁止」を明文化しています。

確認方法は、まず管理組合や管理会社から最新の管理規約を取り寄せ、「住宅宿泊事業を禁止する」といった文言がないかをチェックします。国土交通省の標準管理規約に基づき、「区分所有者は、その専有部分を住宅宿泊事業法第2条第3項に規定する住宅宿泊事業に使用してはならない」といった記載がある場合は、その物件での運営は不可能です。

もし記載がない場合でも、念のため管理組合に「今後の禁止予定」を確認しておくのが賢明です。黙って始めて後から差し止めを食らうのが、最も避けたいリスクだからです。

オーナー

実は、一度管理規約をよく確認しないまま進めてしまって……。契約直前になって民泊禁止の記載が見つかり、白紙になったことがあります。

弊社

それは辛い経験でしたね。管理規約の確認は、内見より前に済ませておくのが鉄則です。

弊社

「禁止の記載がない=OK」ではなく、「今後の禁止予定がないか」まで管理組合に確認して、初めてスタートラインに立てます。

【用途地域】狙っているエリアは民泊ができる場所か?

物件がいくら素敵でも、その場所自体が「民泊禁止エリア」であれば話になりません。都市計画法による「用途地域」を確認しましょう。

民泊新法の場合

原則として全地域(工業専用地域を除く)で可能ですが、自治体の上乗せ条例により「住居専用地域では平日は禁止」といった制限がかかるケースが多々あります。

旅館業法(簡易宿所)の場合

住居専用地域(第一種・第二種低層など)では運営できません。

例えば、京都市や東京都の一部の区では、住宅地での営業を厳しく制限している場合があります。物件探しの前に、自治体の「民泊窓口」のウェブサイトを確認し、用途地域ごとの営業制限を必ずチェックしておきましょう。

民泊物件の主要な探し方

民泊可能な物件は、一般的な不動産ポータルサイトではなかなか見つかりません。なぜなら、多くの大家さんが「不特定多数の出入り」を嫌い、最初から選択肢から外しているからです。効率よく探すには、以下の3つのルートを使い分けましょう。

民泊専用ポータルを見る

最も手っ取り早いのが、「民泊許可済み」または「相談可能」な物件だけを集めた専門サイトを利用することです。

  • 民泊物件.com
  • 物件ファン(民泊カテゴリー)

これらのサイトに掲載されている物件は、オーナーが最初から「民泊として貸し出すこと」に同意しているため、交渉が非常にスムーズです。ただし、ライバルも多いため、条件の良い物件はすぐに埋まってしまう傾向があります。新着情報の通知設定をして、誰よりも早く内見を申し込むスピード感が求められます。

不動産会社や運営代行会社に相談する

「餅は餅屋」という言葉通り、民泊に強い不動産会社や、民泊の運営代行会社に相談するのも有効です。

特に運営代行会社は、自社で管理している物件の中で「次の入居者が決まっていない物件」や「オーナーが民泊に転用したがっている物件」の情報を握っていることがあります。不動産会社の中にも「民泊仲介専門」のチームを持っている会社があり、そこなら転貸許可の取り方にも精通しています。一般に出回る前の未公開物件を紹介してもらえるチャンスがあるのも、このルートの強みです。

空き家・空き地バンクを使う

地方や郊外で、一戸建ての古民家民泊などを目指すなら、自治体が運営する「空き家バンク」は宝の山です。

空き家バンクの物件は、賃料や購入価格が極めて安く設定されていることが多く、初期投資を抑えたい方には最適です。ただし、注意点も多いです。「建物が古すぎてリノベーション費用がかさむ」「消防設備の設置に多額の費用が必要」「近隣住民との合意形成が難しい」といったハードルがあります。

しかし、これらをクリアできれば、唯一無二の「個性的な宿」として、高い収益性を叩き出すポテンシャルを秘めています。

民泊物件選びのポイント

物件が見つかったら、次は「本当にその物件で利益が出るのか」を見極めるフェーズです。以下の4つの視点で、シビアに物件を吟味しましょう。

法規制の確認

「民泊新法(180日ルール)」でいくのか、それとも「旅館業法」で365日フル稼働を目指すのかを明確にしましょう。

新法の場合、年間営業日数が180日に制限されるため、残りの日数をどう活用するかが収益の鍵となります。また、自治体によっては「学校の周辺◯メートル以内は営業禁止」「フロント(玄関帳場)の設置義務」など、独自の厳しいルールを課していることがあります。保健所や消防署への事前相談を怠ると、契約後に許可が下りないという最悪の事態になりかねません。

宿泊需要の有無

「自分が住みたい場所」と「観光客が泊まりたい場所」は異なります。

  • 最寄り駅からの距離(徒歩10分以内が理想)
  • 主要観光スポットや主要駅(空港)へのアクセスの良さ
  • 周辺に競合となるホテルや民泊がどれくらいあるか

AirDNAなどのツールを使えば、そのエリアの平均稼働率や単価を予測できます。「静かで環境が良い」という理由だけで選ぶのは危険です。ゲストは移動の利便性を最優先する傾向にあるからです。

オーナー

自分が「いい場所だな」と思って選んだ物件なのに、全然予約が入らなくて……。

弊社

「自分が住みたい場所」と「ゲストが泊まりたい場所」は、意外と一致しないことが多いんです。

オーナー

たしかに。静かで落ち着いた住宅街を選んだんですが、観光客にはアクセスが悪かったのかもしれません。

弊社

AirDNAなどのツールで事前にエリアの稼働率や平均単価を確認しておくだけで、そのリスクはかなり下げられます。物件を”感覚”で選ぶのが一番のコストになりやすいんです。

ターゲット顧客との相性

どんな人が泊まるのかを具体的にイメージしてください。

インバウンド(外国人観光客)

4〜5名以上のグループ向け。日本らしいインテリアや広いリビングが好まれます。

国内カップル・友人

写真映え(SNS映え)する内装や、都心へのアクセスの良さが重要。

ビジネス・長期滞在

Wi-Fi環境、デスク、洗濯機、自炊設備の充実が必須。

ターゲットがズレていると、どれだけ内装にお金をかけても予約は入りません。例えば、狭いワンルームでファミリー層を狙うのは無理がありますし、逆にビジネス街のど真ん中で「古民家風」にしても需要が噛み合いません。

長期的な需要が見込める将来性

目先の観光需要だけでなく、数年先まで見据えた判断が必要です。

例えば、近くに新しい観光施設の建設予定がある、駅の再開発が決まっている、といったポジティブな変化があるエリアは将来有望です。一方で、近隣に大規模なホテルが次々と建つ予定がある場合は、価格競争に巻き込まれるリスクがあります。

また、民泊は地域住民とのトラブルで廃業に追い込まれるケースも多いため、周辺の住民層や、その地域が観光客に対して「寛容かどうか」という空気感を感じ取ることも、長期運営には欠かせない視点です。

まとめ:理想の民泊物件を見つけるために

民泊物件の選び方は、法規制・管理規約・用途地域という「運営できる条件」を満たすことが出発点です。その上で、民泊専用ポータルや民泊に強い不動産会社、空き家バンクといった専門ルートを活用することで、一般公開されていない優良物件にたどり着ける可能性が広がります。

物件が見つかったあとも、宿泊需要やターゲット顧客との相性、将来性まで冷静に見極めることが、長期的な収益につながります。「好立地」「法的クリア」「需要の裏付け」この3つが揃って、初めて理想の民泊物件と言えます。

焦らず一つひとつのステップを丁寧に確認しながら進めることが、失敗しない民泊ビジネスへの近道です。

民泊運営に関するご相談は『Cloud民泊』へ

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